千葉沖でプレートの動きを確認~ラジオ配信6/12(火)

FNNニュースで、6月に入って千葉沖のプレートが6.5cm動いたことが確認されたというニュースがあがってきました。

数年ごとに観測される現象で、前回は2007年で、震度5弱の地震が発生しているようです。

普段より注意して対策を立てておいたほうがよさそうです。

プレートが動いて地震を引き起こすというのは、歴史の中では比較的新しい考え方であるプレートテクトニクス理論に基づいています。

中央海嶺などもそれを裏付ける証拠とされていますが、中央海嶺の延長上にはアイスランドがあり、

ギャオと呼ばれる大地の裂け目が地表に現れています。

大地は動いているというのをまざまざと見せつけるような景観をしています。

動く大地の上に暮らしていることを意識して、地震に対する備えをしておきましょう。

木星の大赤斑が消える~ラジオ配信6/11(月)

ただいまつくばは、台風接近中の真っ只中ですが・・・

一方、木星の台風であり、トレードマークのようなものであった

「大赤斑」が、あと20年ほどで消えてしまうのではないか、

という話が発表されています。

(音声ではソース元をScienceと申し上げましたが、NASAの発表でした)

寿命はあと10年か20年? 木星から大赤斑が消えようとしている

 

大赤斑は16世紀に現れ、今まで400年間存在し続けていると

言われています。(※諸説あり)

人間1人、個人のタイムスケールからすると、

普遍的に、永遠にあるかのように思っていたものも

いつか消えるのだな・・・と思うと、一種の儚さがあります。

 

監視か信頼か?AI社会がもたらすもの~ラジオ配信6/8(金)

ロンドンは世界一市民一人あたりの監視カメラの台数が多く、常にモニタリングされているそうです。

英国は国家に対する信頼が強く、犯罪防止を目的としているため

監視されていることを特に問題視するような議論は起こっていないようです。

現代はSNS社会です。インターネットの中はAIが常に私たちのことをモニタリングし、分析しています。

あらゆるところにAIが導入され、ユーザーの利便性は上がっています。

しかし、自動的にもたらされるものが多くなる分、判断し考える力の低下が懸念されます。

そういった問題意識を社会全体で持ち、取り組んでいく必要があると思います。

新種の青い蜂が見つかった~ラジオ配信6/7(木)

アフリカのマダカスカルにて、

新種の青蜂(せいぼう)が発見されたそうです。

新種の「青蜂」を発見 マダガスカルに生息

今回の新種は体長は3mmほどと小ぶりですが、

まるで宝石のようなビジュアルです。

 

発見者は九州大学の三田敏治助教で、

来月13日より国立科学博物館で行われる企画展

昆虫展』にて展示公開されるとのこと。

企画展を訪れた人の応募による抽選で、

当選者の名前が新種の名前になるそうです。

これは、種名の付け方としてはかなりユニークであり、

発見者の方の、自然科学に対する教育・普及の熱意を感じます。

 

「青い蜂」自体はすでに世界中に分布が確認されており、

日本にもいるようですが、「青」い自然物というのは、

割と普遍的にあるにも関わらず、

他の色では決して持ちえないような不思議な魅力がありますね。

鉱物を取り込むバイオスフェア~ラジオ配信6/6(水)

地球をひとつの生態系と捉えたときに、

生命活動が営まれる地球表層の領域のことを、

バイオスフェア(生物圏)と呼んでいます。

これは地球科学的な用語ですが、

ともすると、生き物というのは岩石や空気などとは

別のもの、と捉えられがちです。

 

一方先日、鉄腕ダッシュというテレビ番組で、

「コンクリートを食するカタツムリ」というトピックがありました。

そのコンクリートの成分で、自らの殻を作るのだそうです。

 

その現象を考えると、一種ものすごく異様というか、

私たち人間とはずいぶんかけ離れているな・・・という感じがしますが、

無機物(ミネラル・鉱物)を体外から摂取して

それを体内で利用する・・・というのは、

実は私たち人間も、普遍的に、身近に行っていることです。

 

ある意味、鉱物は、生物圏以外の場所からも循環し、

精神的な意味のみならず、私達は地球のあらゆる場所と

物理的にもつながっているのかもしれません。

ドリアン、宇宙に行く~ラジオ配信6/5(火)

タイ地球情報宇宙技術開発局(GISTDA)は宇宙食としての利用を念頭に、

フルーツの王様と言われているドリアンを宇宙に打ち上げる計画を発表しました。

ドリアンは独特な刺激臭もあることから、

ホテルの客室、エレベーター、飛行機の客室などへの持ち込みが禁止されているそうです。

そのドリアンを乾燥・真空パックして宇宙へ持ち出すそうですが、

その他のタイの食材も一緒に打ち上げ、その物理的な変化を検証したいとのことです。

タイの報道官は、将来的に宇宙飛行士にタイ食を食べてもらいたいと述べていて、

こういった宇宙を使った試みを通して、タイ食のPRを考えているものと思われます。

堀江貴文氏も宇宙ビジネスに力を入れていますし、

今後宇宙は経済活動の場になっていくのでしょうか。

新しい気候にそなえる~ラジオ配信6/4(月)

国際ニュースなどを見ていると、世界中で気候がここ数十年だけでも違ってきているようです。

先日もアフリカと中東の境界の海域でサイクロンが発生し、

これまでに無い進路で乾燥地帯に上陸したため、大きな被害がでました。

日本でも梅雨の雨の降り方や、台風、豪雨など、30年前とは明らかに違っているように見えます。

人間の産業が地球の気候に影響を与えている部分もあるかも知れませんが、

ある種の生物が繁栄し環境を変えることは、これまでもよくあることで、普通のことです。

善悪論ではなく、これからどんどん移り変わる新しい気候に対してどのように対処・対応していくのか、

気候に対して人間が変えられる部分も含めて考えていく必要があります。

 

クリーンエネルギーを求めて~ラジオ配信6/1(金)

AFP通信からのニュースで、

メキシコの砂漠にソーラーパネルの海、ラテンアメリカ最大級

というものを目にしました。

 

メキシコは国の方針として、2024年までに

電力の43%をクリーンなエネルギー源から生み出す、

というものを掲げており、そこに向けての取り組みなのだそうです。

 

日本では、森林を切り開いて太陽光パネルを設置する、

といったような、全体的な環境負荷を考えた場合に

やや疑問符がつくような例も見受けられますが、

今回のケースは砂漠、もともと不毛の地ということで、

有効な土地利用なのかもしれません。

 

こういったトピックを中心に、

そもそもクリーンエネルギーとはなんなのか?

という出口のない議論を試みました。

石と神様~ラジオ配信5/31(木)

昨日私用で、桜川市の雨引観音へ行ってきました。

筑波山付近は、「御影石」という花崗(かこう)岩質の石材で大変有名ですが、

つくばから雨引への道中の真壁付近は、まさにこの産業のメッカで、

石屋さんがたくさん立ち並ぶ、大変特徴的な風景が広がっています。

 

はるか昔より、人は石に、人智を超えたものを見出してきました。

それは、石や岩が、人のタイムスケールをはるかに凌駕した存在であるからでしょう。

そんな石・岩について、私たちの地質学科時代のエピソードと、

目に見えないものの話を、いろいろ織り交ぜてお話しました。

論文は証拠にならない~ラジオ配信5/30(水)

FBの知り合いがイカの刺身をアップしたところ、

タコやイカなどの頭足類の進化の原因が、宇宙由来であるという話が出てきました。

元をたどると、そのような論文が存在していて、

頭足類の遺伝子が人類などに比べ非常に複雑であることや、神経系統が発達していることなどから、

進化の過程で、隕石や宇宙からのウイルスの関与の可能性があってもおかしくないというものでした。

イカやタコはエイリアンかもしれないという文言もあり、面白い説で興味をそそられますが、

これが正しいかどうかはわかりません。

論文を根拠に書かれている記事など、健康系などでときどき目にしましすが、

どんな論文でも正しいかはその後の検証が必要で、

そういった論文があるからといって、それが必ずしも正しいわけではないという視点も大切です。